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「明日から朝5時に起きて、充実した時間を過ごそう!」そう意気込んで始めた朝活も、ほとんどの人が数週間で挫折してしまいます。私もその一人でした。朝活というライフスタイルは、多くの成功者が実践していることで知られていますが、実際に挑戦してみると、想像以上に難しいものです。
2024年1月、私は決意しました。「今年こそ朝活で人生を変える」と。スマートフォンのアラームを4時30分に設定し、朝活用のノートと高級なコーヒーメーカーまで購入してしまいました。
最初の3日間は成功しました。4時30分に目が覚め、シャワーを浴びて、読書をして、瞑想をして。「これなら続けられる!」と確信さえ持ちました。しかし現実はそう甘くありませんでした。
挫折の第一の原因は、無理な目標設定にありました。それまで毎日23時に寝ていた私が、いきなり4時30分起床を目指したのです。睡眠時間は5時間程度。疲労が蓄積するのは当然です。
さらに朝の活動内容も詰め込みすぎていました。読書30分、瞑想20分、ジョギング30分、日記執筆15分。合計95分の活動を毎日こなそうとしていたのです。
2週間目に入ると、朝起きることが苦痛になり始めました。アラームが鳴ると、布団の中で「あと5分だけ」と繰り返し、気づけば二度寝をしていました。
2026年現在、睡眠科学の研究によると、体内時計は1日に約1時間程度の調整が限界だとされています。つまり、23時就寝から4時30分起床への変更は、1週間以上の段階的な調整が必要なのです。
私はこの知識がなく、いきなり大きく変更してしまいました。その結果、日中の眠気、集中力の低下、イライラといった悪影響に見舞われました。職場でも「最近、調子が悪そうだね」と指摘されるほどでした。
3週間目、私は朝活を完全に放棄してしまいました。理由は単純でした。疲れていたこと、そして習慣が定着する前に挫折感を感じてしまったことです。
朝活に関する書籍には「21日で習慣化する」と書かれていますが、これは個人差が大きく、実際には66日程度かかるという研究結果もあります。その事実を知らなかった私は、3週間で成功すると思い込んでいたのです。
挫折から数ヶ月後、私は再び朝活に挑戦することにしました。今度は違うアプローチを取りました。
まず、就寝時間を30分早める。これを1週間続けます。次に起床時間を30分早める。これも1週間。このように段階的に調整することで、体内時計に負担をかけないようにしたのです。
朝の活動も、最初は15分だけに絞りました。コーヒーを飲みながらニュースを読む。それだけです。シンプルで、続けやすい。
2026年の最新の朝活トレンドでは、「少量多頻度」のアプローチが推奨されています。つまり、短時間でも毎日続けることが、長時間を週に数日行うよりも効果的だということです。
成功のカギは、環境設定と心理的な工夫にありました。
あれから1年。私は毎日5時30分に起床し、30分の朝活を継続しています。内容は、瞑想10分、読書15分、日記5分というシンプルなものです。
最初の失敗がなければ、このような続けやすい形には到達できなかったでしょう。失敗こそが、真の成功への道筋を示してくれたのです。
朝活に挫折した経験は、決して恥ずかしいものではありません。むしろ、それは多くの人が経験する、ごく自然なプロセスなのです。
大切なのは、その挫折から何を学ぶかです。無理な目標を立てず、段階的に調整し、現実的な目標を設定する。これらのポイントを押さえれば、朝活は十分に続けられるライフスタイルになります。
もし今、朝活に挑戦して挫折した方がいたら、ぜひ知ってください。あなたが弱いのではなく、アプローチが間違っていただけなのです。新しい視点を持って、もう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。