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正直に告白します。数年前の私は、地球温暖化や環境問題について「大事なのは分かるけど、個人でできることなんて微々たるもの」と考えていました。大企業や政府が動かなければ意味がないと、どこか他人事のように捉えていたのです。しかし2026年現在、生活の中で少しずつ意識が変わり、実は小さなアクションの積み重ねが思いのほか大きな影響を持つことに気づきました。
環境問題に取り組む人の話を聞くと、完璧さを求めすぎる傾向があります。プラスチックを一切使わない、毎日オーガニック食材のみ、毎週ボランティア活動…。こうした完璧主義は、多くの人を遠ざけてしまいます。私が環境への取り組みを始められたのは、「完璧でなくても、今できることから始めよう」というシンプルな考え方に転換したからです。
最初に取り組んだのは、スーパーでの買い物時のプラスチック削減です。といっても、ビニール袋の持参や、詰め替え商品の購入くらいです。完全にプラスチックを避けることは難しいので、「できる範囲で減らす」というスタンスにしました。月に2~3回、マイバッグを忘れることもありますが、それでいいと割り切っています。実は、このアクションは環境面だけでなく、買い物の無駄を減らすことにもつながり、家計の節約にもなったというメリットがありました。
次に取り組んだのは、食品ロスの削減です。週1回の買い物時に「今週何を食べるか」を簡単に計画し、余った食材は冷凍保存するようにしました。これも完璧ではなく、時々野菜が傷むこともあります。しかし意識することで、ロス率は大幅に改善しました。日本では年間約600万トンの食品が廃棄されていますが、家庭での食品ロスは全体の約40%を占めるとされています。個人の工夫が集積すれば、確実に社会全体に影響を与えられるのです。
続いて、電力消費の削減に取り組みました。LED電球への交換、使わない部屋のコンセント抜き、エアコンの温度設定を1℃上げるなど、小さなことばかりです。月の電気代は約10~15%削減できましたが、環境への貢献度で言えば、年間で約100kg のCO2削減に相当するそうです。これは想像以上の効果でした。
水の節約も、思いのほか簡単に実践できました。シャワー時間を5分短縮することで、月に数千リットルの水が節約できます。水道代の削減にもなりますし、温水を使う量が減れば、それもエネルギー削減につながります。
これらのアクションは、一見すると微々たるものに見えるかもしれません。しかし、2026年時点での研究によると、個人の日常的な行動変化が社会全体の環境改善に占める割合は決して無視できないことが示されています。さらに重要なのは、こうした行動が「自分にもできる」という自信につながり、周囲の人にも影響を与えるという波及効果です。
実際、私が環境への取り組みを始めたことで、家族も関心を持つようになり、友人との会話でも環境問題が話題に上がるようになりました。大きな社会変化は、こうした個人レベルの気づきから始まるのだと感じます。
環境のための取り組みで最も大切なのは、「完璧さ」ではなく「継続性」だと気づきました。月に数回失敗しても、年間を通じて見れば確実に環境への貢献ができています。むしろ、完璧さを求めて挫折するより、70点の取り組みを継続する方が、はるかに効果的なのです。
環境問題は確かに大きな課題です。しかし、その解決には、政府や企業の取り組みと同時に、私たちのような一般市民の日常的なアクションが不可欠なのです。2026年の今、環境への関心が高まっている時代だからこそ、「自分にもできる小さなこと」から始めてみることをお勧めします。完璧でなくても、続ければ必ず変わります。