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2024年の春、私は自分の生活に違和感を感じていました。毎日が同じことの繰り返しで、仕事も家事も義務的に感じられていたのです。朝起きてすぐにスマートフォンをチェックし、SNSをスクロールしながら朝食を摂り、バタバタと出勤する。帰宅後も同じパターンで、夜更かしをしてしまう。そんな日々が続いていました。
当時の私は、この日常が「当たり前」だと思い込んでいました。しかし、ある朝、友人に「最近疲れた顔してるね」と指摘されたことが転機になりました。
その言葉をきっかけに、自分の習慣を客観的に見つめ直してみました。すると、朝の30分間の過ごし方が、その日一日の質を左右していることに気づいたのです。
朝起きてすぐにスマートフォンを見ることで、脳が情報処理モードに入り、その結果、一日中落ち着きのない状態が続いていました。また、睡眠時間も不規則で、夜中に何度も目が覚めることが多くなっていました。
2026年現在、脳科学の研究では、習慣形成には平均66日かかることが知られています。私の場合、悪い習慣が5年以上も定着していたわけです。
そこで、私は3つの習慣を見直すことにしました。
最初の2週間は、スマートフォンを見たくてたまりませんでした。朝目覚めて、無意識にポケットに手が伸びるのです。しかし、その度に「今は見ない」と自分に言い聞かせ、代わりに深呼吸や軽いストレッチを行いました。
3週間目に入ると、朝の5分間が一日で最も大切な時間だと感じるようになりました。その5分間で、心が落ち着き、その日やることを整理できるようになったのです。
さらに驚いたのは、睡眠の質の向上です。就寝の1時間前にスマートフォンを手放すようにしたところ、寝つきが劇的に改善され、朝もスッキリ目覚められるようになりました。
2ヶ月目には、仕事の集中力が明らかに上がったことを実感しました。午前中の生産性が30%以上向上し、同じ時間で以前より多くのタスクをこなせるようになったのです。
習慣の見直しは、仕事だけでなく、人間関係にも良い影響をもたらしました。朝の時間に心に余裕ができたことで、家族との会話が増えました。また、疲れが軽減されたことで、友人との時間も楽しめるようになりました。
何より、自分自身に対する信頼が戻ったのです。「自分で決めたことをやり遂げられる」という小さな成功体験が積み重なることで、人生全体に対するポジティブな感覚が生まれました。
この経験から、私は大切なことを学びました。
今、私の朝は全く違う景色に見えます。スマートフォンのない5分間は、自分と向き合い、人生をデザインする時間になりました。
もし、あなたも日常に違和感を感じているなら、まずは朝の5分間を見直してみてください。その小さな習慣の変化が、人生全体を変える第一歩になるかもしれません。