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毎日、朝6時に目覚ましで起床し、メールチェック、SNS確認、ニュース閲覧。通勤時間にもスマートフォンは手放せず、仕事中は複数のチャットツールが常に通知を送ってくる。帰宅後も、やることリストは尽きず、就寝前まで何かしら手を動かしている。そんな日々を3年近く続けていた私は、ある日突然、自分がなぜこんなに忙しいのか全く理由が分からないことに気づきました。
重要な締め切りがあるわけでもなく、特に大きなプロジェクトを抱えているわけでもないのに、心はいつも落ち着かず、時間は常に足りない状態。その違和感の正体を探り始めたのです。
気づきは単純でしたが、衝撃的でした。忙しさの正体は、実は「やることの多さ」ではなく、「優先順位をつけられない状態」だったのです。
2026年の現在、私たちは前代未聞の選択肢に囲まれています。仕事のツールだけでも、メール、Slack、Teams、Discord、カレンダーアプリ、プロジェクト管理ツール。趣味の領域では、配信サービス、SNS、オンライン講座、ゲーム、メタバースのコンテンツ。
かつての時代、人間が一日で接する情報量は限定的でした。しかし今、私たちは無限の情報と機会にアクセス可能です。その結果、脳は常に「これもやるべき、あれも大事」という葛藤の中にあります。
さらに気づいたのは、忙しさの大部分が「デジタル疲労」から来ているということです。
実際には1時間で終わる仕事が、こうした割り込みにより3時間かかってしまう。その結果、時間が足りず、さらに焦って、さらに疲れる。この悪循環が、本当の忙しさを生み出していたのです。
その気づきから、私は小さな実験を始めました。1週間、スマートフォンの通知をすべてオフにしてみるという試みです。
最初の2日間は、落ち着かない感覚に襲われました。しかし3日目から、驚くべき変化が起きました。
1週間後、私は確信しました。忙しさの正体は「外部の要求」ではなく、「優先順位をつけない自分の選択」だったのです。
その後、私が実践している方法は以下の通りです。
すべての機会に「イエス」と答えていた自分を卒業しました。今は、本当に大事な3つのことだけに時間を使うと決めています。
毎日夜8時以降、スマートフォンを別室に置きます。この1時間が、心を整える時間になっています。
週1回、本当に必要なタスクだけを残し、その他は削除または延期します。このプロセスで、多くの「やることのつもり」が実は不要だと気づきました。
忙しさは、外部環境ではなく、内部的な「選択」の問題です。2026年、テクノロジーはますます進化し、選択肢はさらに増えるでしょう。しかし同時に、何を選ばないかが、人生の質を左右する時代になってきたのです。
もし今、あなたが忙しさに追われているなら、一度立ち止まって問い直してみてください。「これは本当に、今やるべきことなのか?」と。
その問いの答えが、忙しさからの解放への第一歩になるはずです。