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SNSでよく見かける瞑想の投稿。「毎日10分で人生が変わる」「ストレスが消える」といった謳い文句に惹かれて、私も試してみることにしました。実は、仕事のストレスで夜眠れない日が増えていたのが大きな理由です。瞑想なら無料で始められるし、特別な道具も不要。そう考えて、3ヶ月前にアプリをダウンロードしました。
瞑想アプリの初心者向けプログラムを開始しました。指示は単純です。「鼻からゆっくり息を吸って、口からゆっくり吐く。心が別のことに向かったら、優しく戻す」。理論的には簡単に聞こえます。
しかし、実際にやってみると想像以上に難しいのです。5分間、何も考えないようにするなんて、ほぼ不可能に近い。仕事のことが浮かぶ、やることリストが頭をよぎる、昨日の失敗が蘇る。心を落ち着けようとするほど、雑念が次々と押し寄せてきました。
SNSで見かけた「瞑想で人生が変わった」という投稿は、一体何を根拠に言っているのか疑問に思い始めました。この時点で、多くの人が瞑想を諦めるんだろうなと感じました。
2週間の壁を乗り越えるために、私は期待値を大幅に下げることにしました。「人生が変わる」ではなく、「5分間、呼吸に意識を向ける練習をする」くらいの感覚です。
すると、不思議なことに続けられるようになりました。完璧を目指さず、雑念が浮かぶのは当たり前という前提で取り組むと、心理的な負担が減ったのです。
1ヶ月経った頃、微かな変化を感じ始めました。
ただし、これらは「劇的な変化」ではなく、「ほんのちょっと」という程度です。医学的な根拠がある研究では、瞑想の効果としてストレスホルモンの低下や脳の灰白質の増加が報告されていますが、個人差が非常に大きいことも同時に指摘されています。
毎日10分の瞑想が習慣になりました。朝起きてすぐ、夜寝る前に瞑想するのが日常の一部になったのです。
この段階で気づいたのは、瞑想は万能ではないということです。仕事が本当に忙しい時期は、瞑想しても心が落ち着きません。根本的な問題(過度な業務量、人間関係の問題)は、瞑想では解決しないのです。
また、瞑想を続けている人の中には、毎日1時間以上実践している人もいます。しかし、私の場合は10分が限界です。より多くの時間を瞑想に充てることで、より大きな効果を得られるかもしれません。ただし、それは個人の生活スタイルや適性によって大きく異なります。
ここ数年で瞑想アプリの質が向上しました。AI技術を活用したパーソナライズされたプログラムや、脳波測定デバイスと連携したアプリなども登場しています。
一方、医療現場では「マインドフルネス認知行動療法(MBCT)」が、うつ病や不安障害の治療に組み込まれるケースが増えています。ただし、これは専門家の指導下での実践であり、自分で勝手にやるのとは異なります。
3ヶ月の体験を通じて、瞑想について正直な評価をするなら、以下のようになります。
瞑想は、特別な何かではなく、心身のメンテナンスだと考えるのが現実的です。歯磨きや運動と同じように、定期的に行うことで初めて効果が出るものです。
もし瞑想に興味があるなら、以下のポイントを心に留めておいてください。
瞑想は、SNSで見かけるような華やかなものではなく、地味で地道な実践です。しかし、その地味さこそが、継続できる理由であり、小さな効果を生み出す源になるのだと感じています。